株式会社ウエハラ
人口4万人の小さな町での商売。
何となく「自分たちにはできない」と商売の枠を決めつけてきたけれど、やればできることもある。 例えば、7年前から木造住宅用のパネル製作をはじめました。お客さんのことが肌で直接感じられる分だけ、うちならではの工夫もできる。 又作ってもらった品物を売る立場から、自ら作って売るというメーカーの立場になって初めてメーカーとしての苦労も、商品への愛着もわかったような気がします。
だから、ファーストリフォームの話をはじめて聞いたとき、「あ、これはお客さんのために取り組まなくちゃいけない」と即座に思いました。通信販売やインターネットなど、いろんな売り方、買い方がある時代に、建築業界だけが変われていない。 うちは、このサービスを機に、お客さんともっともっと繋がって、情報を行き交わすようになりたいと思ってます。
よく、通信販売やインターネットは顔が見えない商売だと心配する向きがあるけれど、それは一概には言えないんじゃないかな。姿が見える見えない、近くにいるいないだけじゃなく、人間が人間に心をつかうからこそお付合いは続くもの。 家族のようなつながりや、地域地域の「気」を大切にしながら、新しいものも取り入れていきたい。
仕分元帳を見たら、昭和43年8月11日に松本金物(現在マツ六)さんとのお取引がはじまっています。 幼い頃の記憶だけれど、月一回くらい営業さんがうちに来て、注文をはがきに書いて本社に送ってた。
そのまま島根あたりまで、汽車を乗り継いで営業してたらしいですよ。 一旦扱った商品は扱い続ける、地味でこつこつ真面目な会社のイメージだったから、正直、今回の提案を聞いてぴっくり。
マツ六さん始まって以来の大変革だと思うけれど、商品同様じっくり育てていって欲しいですね。
- ■マツ六株式会社 大阪支社 金物建材1課 多田竜之介
- 営業の仕事は、メーカーさんの商品への想いをしっかりと理解して、使う方につなぐこと。
うちは「物を売るのではなく事を売る」営業が強みですが、ファーストリフォームは、一歩進んで「仕組み」を売る。施主様、CP様、RP様、マツ六、そしてメーカー様まで線を結びつけるのが仕事だと思います。
現状維持だけの商売を続けるのが難しい時代だからこそ、新しい接点が広がるこの仕組みを、利用して頂きたいですね。