株式会社ジェーシービー
2005年1月、JCBの決済サービス「BPS」がファーストリフォームにいよいよデビューした。このサービスをカンタン(?)に言えば、法人向けの口座振替による決済サービス。 担当特約店(RP)と合意の上、申込みをすれば約3週間で利用できるようになる。
商品を買う人にとって、わざわざ支払や振込みに出向かずに支払いができる優れもの。 カードレスだから、これ以上サイフの中にカードを詰め込む必要はないし、年会費も無料。もちろん、振込手数料の負担もない。「ファーストリフォームは、カタログを見ながら、自分の会社の自分の机から注文でき、手元まで商品が届くシステム。お支払いだって、負けないくらい便利にしたいんです。」と三井氏。
マツ六が、本当に使いやすい支払方法を求めて10社近くの金融機関と接触する中、ひと味違う顧客最優先のサービスと熱い営業が決め手になり、JCBが決済パートナーに選ばれた。「マツ六さんは上品な仕事をする会社、という話を聞いていたので、順調に導入が進むと最初は楽観してました」と同氏。しかし、フタを開ければ、限られた日数でBPSをシステムに組込む負荷は重く、途中、何度も、内容の見直しをすることになった。
「最初の案は業界の商慣習にあわないと却下。練り直したプランBはお客様の使い勝手が悪い。 これでなんとかの大改造プランC、という具合に提案し続けました。それでも一時BPSを外すような話が出て、がっくりと肩を落として家路に着いたこともあります」。 このプロジェクトは社内でも注目度が高く、古くからマツ六を知る上層部からも発破を掛けられる毎日。「がけっぷちです(笑)。とにかく絶対CPさんに喜んでいただけると信じていたから、必死でした。採用になって本当によかった!」と述懐する。
「とにかく使っていただいて、便利さを実感してもらえたら嬉しい。 どんなご不便やご要望があるのか、よく伺いながら、お客様の心に響くサービスを心掛けて行きたいですね」。
■株式会社ジェーシービー <http://www.jcbcorporate.com/>