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コラム-介護の専門家からみた福祉用具・住宅改修コラム-介護の専門家からみた福祉用具・住宅改修

コラム介護の専門家からみた

福祉用具・住宅改修

「理学療法士からみた福祉用具」、「作業療法士からみた住宅改修」を交代でそれぞれの視点から、専門的な知見を踏まえお伝えするコラムです。

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からみた

手すりの値段

先日、カンボジアに行かせて頂きました。カンボジアの皆さんは前向きで、活力があり、学ぶことや得ることが多くありました。

カンボジアで物を買う際には多くの場合、交渉が必要になります。多くの商店があるのですが、値段を表示している店は殆ど見られません。「いくら?」から始まって、ディスカウントできるかといった具合です。その値段も店によって違い、同じ商品でも違う価格で販売されていました。日本に帰って来て、値段が表示されていることが、安心して買い物できる環境なんだと感じています。

住宅改修にかかる費用

しかし、日本でもカンボジアと同じような体験をすることがあります。住宅改修にかかる費用がそれです。同じ様な工事でも業者によって、値段が違うことが多くあります。

手すり自体の値段と取り付けにかかる費用

手すりを取り付けようとすると、手すり自体の値段と取り付けにかかる費用が発生します。その取り付けにかかる費用が曲者で、その金額は業者によってばらつきが多く見受けられます。

手すりの取り付けにかかる費用は、作業から見ると大きくありません。しかし、取り付け作業をする人は、その作業をするための時間を作り、作業をしに行く必要があります。その為、手すりの取り付けが一本でも半日もしくは一日を開けておく必要があるのです。ですので、手すり一本でも数万円となる場合があります。作業をする人の一日の作業代を一人工、半日であれば半人工として計算され、一人工はおおよそ2万~3万程度で設定されていることが多いと思います。

住宅改修で値段が高いかもと感じた場合は、何人で何日の作業になるかを確認することも適正な価格にする一つの手段かもしれません。

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